薄暗い金曜の晩は座ったままで

薄暗い金曜の晩は座ったままで

はるか昔、観賞した映画が、「ビフォアサンライズ」といって、日本語のタイトルは「恋人までの距離」という。
当時20歳くらいだったお姉さんに、「感動すると思うよ」と一押しだった合作映画だ。
旅の帰りの電車の中で居合わせたアメリカ人の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス人のセリーヌで、ちょっとだけオーストリアのウィーンを歩き回る話だ。
このストーリーの変わっている部分は、ここぞとばかりのハプニング、もしくは起承転結の点の部分が組まれていないとこ。
会ったばかりの2人は、過去の恋や世の中といったことに関してひたむきに考えを述べる。
観賞した時高校生だった私は、分からないことが多く、幼く、ただジーッと観賞したストーリーだった。
十数年が経過しこの前、偶然DVD店で発見し、懐かしく思い借りて、観賞したところすごく感銘を受けた。
一番は、レコード店でkath bloomを聞きながら視線を投げあうシーン。
2人の帰国の際、つまり、別れ際、エンドを迎える。
その時はぴんと来なかったこの映画、時間をおいて見てみると、すこし違う見方ができるのかもしれない。
見終わった後、ケイス・ブルームのカムヒアが入ったアルバムを、ショップで探して聞きたい。

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★★